デジタル・ヒューマニティーズ ― 変貌する学問の地平 ― (学術俯瞰講義)
第4回
デジタル・ヒューマニティーズの歴史に於ける、XMLとTEIの役割
デジタル・ヒューマニティーズの歴史は1960年代にさかのぼるが、現実的に言えば、1980年代半ばにPCが登場するまでは広範に発展しなかった。 その後、研究者は自分のコンピュータ上でテキストの入力と分析を開始した。 すぐ後で、いわゆるマークアップ言語が出現した。最も重要であるのは、SGML(後でXMLに進化する)だった。 これらのマークアップ言語が広く使用されるにつれ、人文学者はテキストをタグ付けする体系的な方法が開発…