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特集・コラム一覧

東大生がおすすめのの講義を選んで紹介する「東大生のイチ推し!」や、一つのテーマから視点を拡げる特集など。
知との出会いから探究へ。学びを拡げ、深めるヒントがここに。
コラム
2025/05/02
ぴぴりのイチ推し!
人を人たらしめているのは「遊び」?今注目のゲーム研究に迫る
ゲームって、ニンテンドースイッチやスーパーマリオブラザーズのような…? そのゲームが研究対象になり得るの? タイトルを見てそう思われた方も多いかもしれません。 実はこのようなデジタルゲームは、技術やメディアをめぐる環境が目まぐるしく変化している現代において、私たちの「感性」を理解するうえで重要な鍵となると考えられています。 今回ご紹介するのは、2021年度高校生と大学生のための金曜特別講座「デジタルゲーム…
コラム
2025/04/24
ぴぴりのイチ推し!
【動物界で異例?】発達心理学で読み解くヒトの子育て(「発達心理学から見た人間の進歩」遠藤 利彦先生)
発達心理学とは? 発達心理学の観点から見た人間の進歩は、様々な側面で捉えることができます。そもそも発達心理学とはどのような学問なのでしょうか?発達心理学とは、ヒトの一生を通じた成長と変化を理解するための学問です。この学問分野は、子どもから大人になるまで、そして老年期までの発達過程を研究対象としており、ヒトの一生とともにある学問です。 発達心理学の研究は、教育・健康・福祉など、さまざまな分野に応用さ…
コラム
2025/04/16
だいふくちゃん通信
あなたの世界史観はどこから来た?歴史の多様な解釈を考える(「世界の世界史」羽田 正先生)
世界史は、地域や時代ごとに話がばらばらに出てきて難しい…皆さんはそんなイメージを持っていませんか? 入試のために勉強したけど、ほとんど忘れてしまった。年号や名称はなんとなく覚えていても、それが何を意味しているかは思い出せない…。という経験も少なくないはずです。 もしかすると、その原因は日本特有の歴史教育にあるかもしれません。 今回の講義では、様々な国の歴史の教科書を参考に、他の国ではどう歴史を教えてい…
コラム
2025/04/09
ぴぴりのイチ推し!
動物に心はあるか?【東大生ライターが岡ノ谷 一夫先生の講義を紹介】
犬と暮らしている人は、「私が帰ってくるといつもうれしそうに尻尾を振っている。動物にも心があるに決まっている!」と思うかもしれません。 そのような経験がない方でも、動物には心がある、と考える方が多いのではないでしょうか? しかし実のところ、研究者の世界では「動物に心がある」ことが当たり前とされてきたわけではありません。 そもそも私たち人間にとっても、自分以外の人間に心があるかどうかを科学的に検証するこ…
コラム
2025/03/31
ぴぴりのイチ推し!
あなたはふだん文章の「声」を読んでいますか?(阿部 公彦先生講義動画紹介)
皆さんは、自分の言葉が、相手に意図しない意味で伝わってしまったことはないでしょうか?逆に、相手の言葉を、意図されてない意味で受け取ってしまったことはないでしょうか? 言葉を介するコミュニケーションの中で、私たちは日々このようなことを経験しています。 時には自分が考えていることですらわからないこともある中で、他者が何を考えているかを理解することは簡単ではありません。 では、私たちが言葉を通して相手を理…
コラム
2025/03/24
だいふくちゃん通信
最先端3D技術で解き明かす古代ギリシア・ローマ彫刻(「古代ギリシア・ローマ彫刻と先端技術」芳賀 京子先生)
私達がギリシア・ローマの彫刻として目にする作品たちは、どのように産地や時代を特定されてきたのでしょうか? 背景にある研究や分析方法を知ることで、美術館や資料集で出会う様々な彫刻の見方が変わるかもしれません。 今回ご紹介するのは、デジタル・ヒューマニティーズ ― 変貌する学問の地平 ― (学術俯瞰講義)の第9回「古代ギリシア・ローマ彫刻と先端技術」です。 古代ギリシア・ローマの美術史を専門とする芳賀京子先生が…
コラム
2025/03/17
だいふくちゃん通信
中国に今も息づく!?「中華」と「正統」の政治思想史(『「中華」の世界観と「正統」の歴史』杉山 清彦先生)
「中華主義」とか「中華思想」とかよく聞きますけど、皆さんはどのようなイメージをお持ちですか。今回ご紹介する2012年の講義「『中華』の世界観と『正統』の歴史」で、講師の杉山清彦先生は学生たちにこのような問いを投げかけることから始めます。 東京大学 Todai OCW 学術俯瞰講義 Copyright 2012, 杉山清彦 学生たちが率直に返した意見は、「中国の漢民族が世界を支配する民族だという考え方で、他の民族は野蛮だから自分た…
コラム
2025/03/12
ぴぴりのイチ推し!
【ポスト福祉国家の教育とは】教育による「成熟」は可能か?(「福祉国家の変容と「成熟」:大人になることの難しい社会と教育」苅谷 剛彦先生)
教育とは、何のためにあるのでしょうか。より良い企業に就職して、より良い暮らしを手に入れるためでしょうか。それとも、社会で生きていくために必要な能力を養うためでしょうか。 私たちは、国の制度として義務教育を受けます。それにとどまらず、高等教育機関に進学し、さらなる教育を受ける人も多くなっています。 文部科学省の「大学等進学数に関するデータ」を参照すると、令和5年度の大学、短大、高専、専門学校を合わせた…
コラム
2025/03/04
だいふくちゃん通信
【農業再生に向けた取り組みから学ぶ】復興農学とレジリエンス(「レジリエンスと地域の復興」溝口 勝先生)
まもなく東日本大震災の発生から14年が経ちます。震災や原発事故による被災地域では、インフラの復旧などが進みましたが、被災者支援など「復興」に向けた取り組みは現在も行われています。 ところで、「復興」とは何でしょうか?復興に終わりはあるのでしょうか?今回はそんな復興について、溝口勝先生が、自身の取り組みや考えを語った学術フロンティア講義「レジリエンスと地域の復興」を紹介します。溝口先生は農学生命科学研…
コラム
2025/02/26
ぴぴりのイチ推し!
動物を殺すことは罪か?民俗学から考える(「民俗学から考える動物の恵みと供養」菅 豊先生)
これまでの人生で、生き物を殺したという経験はありますか?おそらく、確信を持って「私は殺したことはない」と言い切れる人は少ないのではないかと思います。もし言い切れたとしても、誰かの手によって殺された生き物を生活の中で消費する限り、私たちは、間接的とはいえ動物の殺しに関わっているといえます。「殺し」は私たちが生きていく上で避けることのできない行為なのです。 しかし、だからといってそうした「殺し」を仕方…
コラム
2025/02/05
公開事例
【特別インタビュー企画】東アジア藝文書院の石井剛先生に聞いてみた! -2- わたしたちの「コロナ禍」と「ポスト・コロナ」を振り返る
『UTokyo Open Course Ware』では、東京大学で開講された講義のスライド資料や動画を一般公開しており、日頃より多くの方からご視聴いただいています。 この度、2020〜2024年と連続して『学術フロンティア講義「30年後の世界へ」』シリーズを収録させてくださった東京大学東アジア藝文書院(ひがしあじあ-げいもんしょいん)の現院長、石井剛(いしいつよし)先生に、連携5年目を記念してインタビューいたしました。   石井…
コラム
2025/01/31
公開事例
【特別インタビュー企画】東アジア藝文書院の石井剛先生に聞いてみた! -1- めんどくさそうだと思っていたOCWを5年間楽しく続けている理由
『UTokyo Open Course Ware』では、東京大学で開講された講義のスライド資料や動画を一般公開しており、日頃より多くの方からご視聴いただいています。 わたしたちのウェブサイトは、講義の収録やデータ提供をご快諾くださる、多くの部局および先生方のご協力によって、成り立ってまいりました。 この度、2020〜2024年と連続して『学術フロンティア講義「30年後の世界へ」』シリーズを収録させてくださった東京大学東アジア藝文書…
コラム
2025/01/24
だいふくちゃん通信
【農業の環境負荷とのジレンマ】人口爆発に対応する食糧の増産方法とは
あなたは昨日何を食べましたか。その料理の中にはどんな野菜や穀物が使われていたでしょうか。そして、その野菜や穀物はどこでどのように地球環境に負荷を掛けながら育てられたのでしょうか。農業というと豊かな自然や緑をイメージする方も少なくないと思います。しかし、農業の環境負荷は大きく、あなたが食べたものも気候変動や水質汚染に関わっているかもしれません。多くの人にとって、食べ物は生産するものではなく、お金を…
コラム
2025/01/17
ぴぴりのイチ推し!
光合成人間をつくる!ー研究とその応用における倫理
みなさんは生命をデザインする、と聞くとどのように感じますか。 「科学技術を使い、人間にとって都合のよい新たな種の生命を創りだす」というと心理的抵抗を感じる方もいるかもしれません。しかし研究の現場では、日々、様々な研究が行われており、遠くない未来において社会実装されるかもしれない数多くの研究が存在します。 本記事では、そのような研究の一例として、植物と動物の境界をまたぐ研究、またその研究に付随して発…
コラム
2025/01/08
だいふくちゃん通信
【AIは脅威?】これからの私たちに求められるチカラ
ここ数年でAIは私たちの生活に非常に身近なものになってきました。これにより世の中が大きく変わってきており、みなさんの日常生活の中でもその変化を感じる場面は多くあることでしょう。そんなAIに関連して、 「仕事を奪われる」 「いつか人間を超える」 といったネガティブな議論を耳にする機会も増え、そのような脅威に怯えることもあるでしょう。しかしながら、実は私たち人間がAIに対応する力を身につけるべき時代でもあると…
コラム
2025/01/07
学術フロンティア講義『30年後の世界へ―』コーディネーター石井剛院長特別インタビュー動画を公開
UTokyo OpenCourseWareでは、東京大学東アジア藝文書院が主催する学術フロンティア講義『30年後の世界へ―』を5年にわたって公開してきました。 5周年を記念して石井剛院長にインタビューをおこないました。様々な分野の第一線で活躍している先生が多数登壇されるこのシリーズの魅力に迫ります。 Part1 なぜ30年後の世界をテーマに? https://youtu.be/p3op4TOn_bw 第一弾は、30年後の世界について講義をすることにしたのか?この…
コラム
2024/12/23
だいふくちゃん通信
【2024年一番人気の記事はどれ!?】2024年だいふくちゃん通信アクセス数ランキング
今年もこの季節がやってきました!だいふくちゃん通信アクセス数ランキングー!! 2024年もだいふくちゃん通信をご愛読いただき、ありがとうございました。だいふくちゃん通信では、UTokyo OCWの動画に興味を持っていただくため、学生を中心に動画を紹介するコラムを執筆しています。だいふくちゃん通信は、ちょうど3周年となります。本記事では、2024年に公開された記事でアクセス数が高かったものを中心にご紹介して、今年のだ…
コラム
2024/12/23
ぴぴりのイチ推し!
【2024年一番人気の記事はどれ!?】2024年ぴぴりのイチ推し!アクセス数ランキングトップ5(+番外編)
東京大学で行われた公開講座や講演の映像をお届けしている東大TVでは、より多くの方に興味を持ってもらうべく、今年(2024年)から「ぴぴりのイチ推し!」と題して動画の概要を紹介するコラム記事の投稿を始めました。1周年を迎えたということで、本記事では、特に人気の記事をランキング形式でご紹介します。ぴぴりのイチ推し!を初めて読むという方は面白い記事を見つける機会に、普段から読んでくださっている方は再発見や復習…
コラム
2024/12/20
だいふくちゃん通信
私たちの言葉に潜むバイアスとは?—言語と社会の関係を見つめ直す
突然ですが、皆さんにクイズです。次の文章の続きを英訳してみてください。 私が手を洗うと、教授も手を洗った。I washed my hands, and then…… さて、あなたの回答は次のうちどれでしたか?・the professor washed his hands.・the professor washed her hands.・the professor washed their hands. この問いに対して無意識のうちに「his」を選ぶ人が多いのではないかと、本講義の講師、伊藤たかね先生は指摘します。 日本語では…
コラム
2024/12/13
だいふくちゃん通信
【犬は哲学者だ!】わたしたちが忠犬ハチ公に心打たれる理由
2024年、奄美大島において特定外来種に指定されているマングースを根絶したというニュースがありました。マングースは、もともとはハブ退治を目的として外国から持ち込まれましたが、数が増え、特別天然記念物に指定されたアマミノクロウサギの天敵になり、駆除の対象となりました。 このように、人類は、ときに他の種の動物をコントロールしながら社会生活を営んでいます。鳥獣害の駆除だけでなく、畜産やペットの飼育もその一部…
コラム
2024/12/05
ぴぴりのイチ推し!
【お米がないと困っちゃう】「和食」が健康に与える影響とは!?
今年、2024年の夏頃から、日本では「米不足」が話題になり、ニュースでもさかんに報道されました。スーパーマーケットなどの商店で入手しにくくなっただけでなく、値段も上がりました。お米といえば和食には欠かせない主役の食材なので、多くの人が困ってしまいました。 今回ご紹介する講義は、そんなお米の素晴らしさを教えてくれる『和食の中心〜米と魚』です。この講義は、2015年に開催された『農学部公開セミナー 第48回「食…
コラム
2024/11/27
ぴぴりのイチ推し!
持続可能な世界へー人口抑制から考えるー
サスティナビリティについて “サスティナビリティ”という言葉は皆さんにとっても馴染みのある言葉であり、日本のみならず世界中で広く使われています。それでは、今一度この言葉の意味、使われるようになった背景について考えてみましょう。 言葉の意味と使用背景 サスティナブルな世の中を目指すとは、 ・自然環境が維持されながら社会の経済活動も持続される世の中を目指す ということです。 この目標自体はもちろん素晴らしい…
コラム
2024/11/21
だいふくちゃん通信
私たちの生とは…生は支配の対象でも目的でもなく、ともに展開(flourishing)すること
本記事で紹介する講義は、東洋文化研究所の所長で中国哲学がご専門の中島隆博先生の「花する空気」という講義です。こちらの講義は、2023年度の学術フロンティア講義「空気はいかに価値化されるべきか」というシリーズの第2回目の講義として行われました。当シリーズは、“空気“をテーマにゲスト講師陣が様々な切り口から講義を行っています。中島先生によるこちらの講義、「花する空気」とは一体どういう意味なのでしょうか。本記…
コラム
2024/11/14
だいふくちゃん通信
【ことばって力だ】カタチないものの可能性
「ことば」は我々にとって必要不可欠ですが、普段はあまり意識しないで自然に使っています。しかしながら、「ことば」には単なるコミュニケーションの道具という垣根を超えた、多面性を持ち、大きな力を持っているのです。 今回ご紹介する講義では、社会学者の佐藤健二先生が、「ことば」について、「身体性」「社会性」「空間性」「歴史性」の4つの観点から詳しく解説しています。 普段から使っている「ことば」について、佐藤先…
コラム
2024/11/13
だいふくちゃん通信
仏教における「偶然」とその思想
「そんなことをしたら、バチが当たるよ!」……皆さんは子どもの頃、こんな言葉を大人から言われたことはないでしょうか。これはいわゆる「因果応報」という考え方とも言えますが、「因果」とは仏教で使われる用語であり、人は行いの善悪に応じて報いを受けるということを表した言葉です。では、仏教において、果たして「偶然」いいことがあった、または悪いことがあった、という概念はあり得るのでしょうか?本講義では、仏教学者…