光の科学−未来を照らす究極の技術とアイデア(学術俯瞰講義)
第7回
一瞬への挑戦-超短パルスレーザー
19世紀後半、疾走中の馬の4本全ての脚が地面から離れる瞬間があるかという問いから高速度シャッターが生まれた。現代の科学者は、物質の状態の一瞬の変化をとらえるために、瞬間的に光るレーザーをシャッターやフラッシュとして使っている。また、莫大な光エネルギーを局所に短時間に投入することで星の内部状態を実験室で再現し、核融合エネルギーを生み出そうとしている。この講義では、レーザーの短パルス化、高強度化の歴史を…