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2008年 開講

東京大学公開講座「成熟」

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現代社会における成熟と人間

2008年 開講
25分
資料あり
2008年 開講

第1回 開講の挨拶

誕生―成長―成熟―衰退・死。このサイクルは人間にあてはまるだけでなく、自然に関わるさまざまな現象に、あるいは社会そのものにもあてはまります。そのサイクルを理解することは、人間や自然、社会を考えるうえで重要なことは言うまでもありません。 そのサイクルの中で、もっとも我々の注目をひいてきたのは誕生と成長でしょう。人の誕生はもっとも劇的で、成長は希望に満ちています。あるいは社会や経済の成長は人に希望を…

講師 | 小宮山 宏
25分
資料あり
2008年 開講
22分
資料あり
2008年 開講

第2回 成熟の構図

誕生―成長―成熟―衰退・死。このサイクルの中で、「成熟」にはあまり注目が払われてこなかった。それは成熟が、ほかの段階と比べると、劇的な変化の少ない、いわば普通の状態であるととらえられたからである。しかし、成熟の中にこそ、新しい発想を得るキーがあるのではないか。成熟とは何か、それが何を可能にするのか、そしてそれがなぜ難しいのか。こうした視点から成熟の構図について考えてみる。

講師 | 金子 元久
22分
資料あり
2008年 開講
55分
資料あり
2008年 開講

第3回 福祉国家の変容と「成熟」:大人になることの難しい社会と教育

現代社会の問題として、「大人になることの難しさ」がある。豊かな社会、多様な価値観を許容する社会の出現によって、共通の目標が喪失したこと、共通の大人のモデルが見つけにくくなったこと、大人と大人以前の境界があいまいになったことなどが原因の一端と考えられる。社会・経済の成長・発展(デベロップメント)と個人の成長・発達(デベロップメント)との予定調和を前提できた時代が終わりを告げようとしている。この講義…

講師 | 苅谷 剛彦
55分
資料あり
2008年 開講
51分
資料あり
2008年 開講

第4回 経済の成熟と社会保障

少子化現象により、日本の人口は減少に転じようとしている。高度成長を経て成熟化した日本経済は、人口増加の終焉によって、あらたな成熟化を迎えようとしている。この変化は、日本人の生活水準にどのような影響を与えるのか。また、高齢者の増加にともなって医療・介護サービスの需要が増大する一方で、社会保障費用をおもに負担する現役世代の人口が減少していく環境で、社会保障制度をどのように運営していくのか。

講師 | 岩本 康志
51分
資料あり

文化の成熟

2008年 開講
45分
2008年 開講

第10回 歌舞伎ー女形の成熟

歌舞伎の女形は成熟とともに、「娘」に象徴される、より若い女性を表現しようとしてきました。数え年で13 歳、14歳から17 歳、18歳の娘たち、成熟した男性俳優である歌舞伎の女形は、まだ幼さの残る少女たちを、どのように表現しようとしてきたのでしょうか。成熟した女優には表現することのできない世界、歌舞伎の女形の成熟した表現について考えてみることにしましょう。 こちらの動画の概要を特集記事でもご紹介しています…

講師 | 古井戸 秀夫
45分
2008年 開講
51分
資料あり
2008年 開講

第11回 閉塞と成熟―中国明代の詩と小説

中国文学の精華ともいえる古典詩は、唐代あるいは宋代において頂点をきわめてしまったのではないか。明代の詩人は、あたかも今日の文学者のような閉塞感を抱いていたとされる。だが、出版文化の隆盛を背景に、詩が明代に空前の普及を見せたことは、成熟の一つの形であり、さらには『三国志演義』『水滸伝』などの通俗小説が生み出されたのが、この時代である。日本の江戸文学にも深い影響を与えた中国明代の文学作品を材料に、閉…

講師 | 大木 康
51分
資料あり
2008年 開講
49分
資料あり
2008年 開講

第12回 成熟社会のまちづくり

成長社会から成熟社会に移行して、まちづくりの目標もそこへ向かう合意形成のありかたもおおきく変化しつつあります。本講義では、欧州社会の実情を参考にしつつ、日本におけるまちづくりの変化の現状をふりかえり、その背後に存在する成熟社会の目指すべき方向を考えます。

講師 | 西村 幸夫
49分
資料あり
2008年 開講
13分
2008年 開講

第13回 閉講の挨拶

東京大学公開講座「成熟」に、5週間にわたってお付き合いくださりありがとうございました。 「成熟」は、一般にはプラスの性質と考えられています。しかし、そこが最終的な到達点というわけでは無いとも考えます。 たとえば想像的な精神活動においては、成熟することが必ずしも必要というわけではありません。 「成熟」とは、いわば何かに至るための、プロセスそのものであるのかもしれません。 最後に、閉講にあたりまして、濱田…

講師 | 濱田 純一
13分
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