シリーズ
2014年 開講

サステイナビリティ ― 未来をデザインするコンセプト(学術俯瞰講義)

コーディネータ 味埜俊(工学部) ナビゲータ   芳村圭(大気海洋研究所)  「サステイナビリティ」という概念は「持続可能性」などと訳され、人類が未来に向かって生存してゆくための目指すべき姿を論じるときに使われる。気候変動、将来のエネルギー、食糧の安全保障、財政危機、民族対立、貧困など、サステイナビリティに関わる、言い換えれば人類の将来に危惧を抱かせるようなさまざまな課題が世界中にあふれている。それらの課題の複雑さから、その解決には俯瞰的な視野や長期的視点が必要であり、また技術開発と社会的リフォームの両面が重要と言われてきた。この講義では、人類が未来に向かって生存してゆくために目指すべき姿を記述する概念として「サステイナビリティ」をとらえるだけではなく、課題の持つ複雑さを見極め、理解し、対処するための視点を与える概念として見直してみたいと考える。具体的には、以下のような視点から、サステイナビリティに関わる課題を扱うときの視点・考え方・理念・態度を論じる。
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コンテンツ一覧

都市計画の視点から-アジアとヨーロッパの理念の違い

発展途上国にとってのサステイナビリティ

1時間30分
資料あり
ながら聞き可

第8回 最貧国にとってのサステイナビリティ:ニジェール共和国 (アフリカ) の場合

サステイナビリティの概念が、世界人口の7割以上を占める発展途上の国々に生きる人々に対して持つ意味を考える。サステイナビリティを開発と環境のバランスとしてとらえるとき、先進諸国に比べて経済社会開発が遅れたこれらの国々では、一般に環境よりも開発を優先すると考えられている。しかし、実際には、歴史的背景、開発の初期条件、指導者の政策哲学の相違等を反映して、途上国の間でサステイナビリティの考え方や対応は異な…

講師 | 長尾 眞文
1時間30分
資料あり
ながら聞き可
1時間22分
資料あり
ながら聞き可

第9回 新興国にとってのサステイナビリティ:南アフリカ共和国の場合

サステイナビリティの概念が、世界人口の7割以上を占める発展途上の国々に生きる人々に対して持つ意味を考える。サステイナビリティを開発と環境のバランスとしてとらえるとき、先進諸国に比べて経済社会開発が遅れたこれらの国々では、一般に環境よりも開発を優先すると考えられている。しかし、実際には、歴史的背景、開発の初期条件、指導者の政策哲学の相違等を反映して、途上国の間でサステイナビリティの考え方や対応は異な…

講師 | 長尾 眞文
1時間22分
資料あり
ながら聞き可

環境倫理の視点から─サステイナビリティにおける「価値」の問題と「環境の豊かさ」

1時間35分
資料あり
ながら聞き可

第12回 サステイナビリティにおける社会的公正と「価値」の問題

物質的な側面からのサステイナビリティのみを追求しても、社会的不公正が生じることもあり、科学的不確実性という問題を乗り越えることはできない。また、経済的、制度的側面からのサステイナビリティを十分に配慮しても、サステイナビリティを担うべき主体の精神的な空虚さを伴う状況では、社会的永続性を実現することは出来ない。サステイナビリティを支え、担うべき人々の思いが主体的に実現できるような「価値」のあり方を探究…

講師 | 鬼頭 秀一
1時間35分
資料あり
ながら聞き可
1時間34分
資料あり
ながら聞き可

第13回 伝統的な価値の再創造とサステイナビリティを担う主体形成

物質的な側面からのサステイナビリティのみを追求しても、社会的不公正が生じることもあり、科学的不確実性という問題を乗り越えることはできない。また、経済的、制度的側面からのサステイナビリティを十分に配慮しても、サステイナビリティを担うべき主体の精神的な空虚さを伴う状況では、社会的永続性を実現することは出来ない。サステイナビリティを支え、担うべき人々の思いが主体的に実現できるような「価値」のあり方を探究…

講師 | 鬼頭 秀一
1時間34分
資料あり
ながら聞き可
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