サステイナビリティ ― 未来をデザインするコンセプト(学術俯瞰講義)
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都市計画の視点から-アジアとヨーロッパの理念の違い
第4回 都市と自然災害
都市とは本来、人々が合理的・効率的な社会経済活動を営むために形成された空間であり、都市計画は、その都市が置かれた自然・社会環境のもとで、集団としての合理性・効率性の最大化を図るべく、土地の利用や各種施設の設置をコントロールする行為といえる。すなわち、都市計画は本来、その都市が置かれた風土と不可分な存在である。本講義では、とくに自然災害と生態系という2つの視点から、アジアと西欧の都市を対比的にとら…
第7回 都市と生態系
都市とは本来、人々が合理的・効率的な社会経済活動を営むために形成された空間であり、都市計画は、その都市が置かれた自然・社会環境のもとで、集団としての合理性・効率性の最大化を図るべく、土地の利用や各種施設の設置をコントロールする行為といえる。すなわち、都市計画は本来、その都市が置かれた風土と不可分な存在である。本講義では、とくに自然災害と生態系という2つの視点から、アジアと西欧の都市を対比的にとら…
環境倫理の視点から─サステイナビリティにおける「価値」の問題と「環境の豊かさ」
第12回 サステイナビリティにおける社会的公正と「価値」の問題
物質的な側面からのサステイナビリティのみを追求しても、社会的不公正が生じることもあり、科学的不確実性という問題を乗り越えることはできない。また、経済的、制度的側面からのサステイナビリティを十分に配慮しても、サステイナビリティを担うべき主体の精神的な空虚さを伴う状況では、社会的永続性を実現することは出来ない。サステイナビリティを支え、担うべき人々の思いが主体的に実現できるような「価値」のあり方を探究…
第13回 伝統的な価値の再創造とサステイナビリティを担う主体形成
物質的な側面からのサステイナビリティのみを追求しても、社会的不公正が生じることもあり、科学的不確実性という問題を乗り越えることはできない。また、経済的、制度的側面からのサステイナビリティを十分に配慮しても、サステイナビリティを担うべき主体の精神的な空虚さを伴う状況では、社会的永続性を実現することは出来ない。サステイナビリティを支え、担うべき人々の思いが主体的に実現できるような「価値」のあり方を探究…
発展途上国にとってのサステイナビリティ
第8回 最貧国にとってのサステイナビリティ:ニジェール共和国 (アフリカ) の場合
サステイナビリティの概念が、世界人口の7割以上を占める発展途上の国々に生きる人々に対して持つ意味を考える。サステイナビリティを開発と環境のバランスとしてとらえるとき、先進諸国に比べて経済社会開発が遅れたこれらの国々では、一般に環境よりも開発を優先すると考えられている。しかし、実際には、歴史的背景、開発の初期条件、指導者の政策哲学の相違等を反映して、途上国の間でサステイナビリティの考え方や対応は異な…
第9回 新興国にとってのサステイナビリティ:南アフリカ共和国の場合
サステイナビリティの概念が、世界人口の7割以上を占める発展途上の国々に生きる人々に対して持つ意味を考える。サステイナビリティを開発と環境のバランスとしてとらえるとき、先進諸国に比べて経済社会開発が遅れたこれらの国々では、一般に環境よりも開発を優先すると考えられている。しかし、実際には、歴史的背景、開発の初期条件、指導者の政策哲学の相違等を反映して、途上国の間でサステイナビリティの考え方や対応は異な…