多彩な物質の世界-宇宙から地球への遥かな旅(学術俯瞰講義)
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物質が変わる-物質から材料へ-
第11回 物質から材料として使われるまで-鉄鋼材料を例として
多様な性質をもつ物質の中で、現在広く利用されている代表的な材料は、鉄、シリコン、高分子物質(プラスチックなど)である。ここでは鉄とシリコンを取り上げる。 鉄は紀元前から使われており、現在も最も大量に使用される材料の一つである。しかし、今、私たちが使っている鉄鋼材料は古代の鉄とは作り方も性能も全く異なり、さらに進化し続けている。鉄鋼材料のミクロな構造の制御から、巨大な製鉄所で大量に生産され社会の役…
第12回 シリコン時代における技術の特徴
多様な性質をもつ物質の中で、現在広く利用されている代表的な材料は、鉄、シリコン、高分子物質(プラスチックなど)である。ここでは鉄とシリコンを取り上げる。 鉄は紀元前から使われており、現在も最も大量に使用される材料の一つである。しかし、今、私たちが使っている鉄鋼材料は古代の鉄とは作り方も性能も全く異なり、さらに進化し続けている。鉄鋼材料のミクロな構造の制御から、巨大な製鉄所で大量に生産され社会の役…
望ましい性質を持つ物質の探索と創成-創薬科学の分野から-
第8回 薬はどうして効くのか?
「薬」の多くは体外から摂取する低分子、高分子化合物である。生体系の分子化学システムとしての理解をはじめとする現代生物学の爆発的な進展により、薬は生体内のある特定の蛋白質、核酸と相互作用し、その機能を活性化または不活化することによって効果を発揮することが明らかになってきた。 現代の創薬は、病気の鍵となる標的分子の発見、作用する化合物の探索と創成、そして生体内における薬理効果の検証という科学的な方法…
第9回 薬のトランスポーター
「薬」の多くは体外から摂取する低分子、高分子化合物である。生体系の分子化学システムとしての理解をはじめとする現代生物学の爆発的な進展により、薬は生体内のある特定の蛋白質、核酸と相互作用し、その機能を活性化または不活化することによって効果を発揮することが明らかになってきた。 現代の創薬は、病気の鍵となる標的分子の発見、作用する化合物の探索と創成、そして生体内における薬理効果の検証という科学的な方法…
第10回 薬とヒトの相性
「薬」の多くは体外から摂取する低分子、高分子化合物である。生体系の分子化学システムとしての理解をはじめとする現代生物学の爆発的な進展により、薬は生体内のある特定の蛋白質、核酸と相互作用し、その機能を活性化または不活化することによって効果を発揮することが明らかになってきた。 現代の創薬は、病気の鍵となる標的分子の発見、作用する化合物の探索と創成、そして生体内における薬理効果の検証という科学的な方法…
原子・電子・分子のふるまいが生む物質の多様性
第5回 現代社会と物質科学、原子から固体へ
約100種類の元素のさまざまな組合せから多種多様な物質ができている。それらの電気的、光学的、磁気的性質は驚くほど多様であり、かつ物理的環境(温度、圧力、磁場など)により大きく変化するため、われわれが操ることもできる。 はじめに、凝縮系(固体や液体)の性質を、ミクロな原子や電子のふるまいから解き明かす。さらに自然には存在しない分子集合体を創ることによって、分子間相互作用が生み出すさまざまな魅力ある現…
第6回 ヒトと機械-デジタル化時代の人間とは
約100種類の元素のさまざまな組合せから多種多様な物質ができている。それらの電気的、光学的、磁気的性質は驚くほど多様であり、かつ物理的環境(温度、圧力、磁場など)により大きく変化するため、われわれが操ることもできる。 はじめに、凝縮系(固体や液体)の性質を、ミクロな原子や電子のふるまいから解き明かす。さらに自然には存在しない分子集合体を創ることによって、分子間相互作用が生み出すさまざまな魅力ある現…
第7回 分子の集団が生み出す高度な機能性
約100種類の元素のさまざまな組合せから多種多様な物質ができている。それらの電気的、光学的、磁気的性質は驚くほど多様であり、かつ物理的環境(温度、圧力、磁場など)により大きく変化するため、われわれが操ることもできる。 はじめに、凝縮系(固体や液体)の性質を、ミクロな原子や電子のふるまいから解き明かす。さらに自然には存在しない分子集合体を創ることによって、分子間相互作用が生み出すさまざまな魅力ある現…
ミクロな素粒子からマクロな宇宙へ
第1回 素粒子研究の過去・現在・未来-最先端加速器LHCが何を変える か
宇宙は何から出来ているのか? 宇宙はなぜこのように存在するか?という哲学的な疑問を科学で解明したいという野望を研究者達は持っている。物質を作っている最も基本的な粒子が素粒子であり、歴史とともにより基本的でより小さな粒子が発見されてきた。目に見えない世界を支配する摂理を解明するのが自然科学の目的である。世界はどこまで法則に支配され、また科学はどこまで世界を記述できるのであろう。この問いに正解があると…
第2回 物理屋の世界観、我々は何も知らなかった
宇宙は何から出来ているのか? 宇宙はなぜこのように存在するか?という哲学的な疑問を科学で解明したいという野望を研究者達は持っている。物質を作っている最も基本的な粒子が素粒子であり、歴史とともにより基本的でより小さな粒子が発見されてきた。目に見えない世界を支配する摂理を解明するのが自然科学の目的である。世界はどこまで法則に支配され、また科学はどこまで世界を記述できるのであろう。この問いに正解があると…
第3回 宇宙の組成と物質の起源、太陽系外惑星の世界
宇宙は何から出来ているのか? 宇宙はなぜこのように存在するか?という哲学的な疑問を科学で解明したいという野望を研究者達は持っている。物質を作っている最も基本的な粒子が素粒子であり、歴史とともにより基本的でより小さな粒子が発見されてきた。目に見えない世界を支配する摂理を解明するのが自然科学の目的である。世界はどこまで法則に支配され、また科学はどこまで世界を記述できるのであろう。この問いに正解があると…
第4回 宇宙における偶然と必然、科学は世界をどこまで記述できるか
こちらの講義の概要をだいふくちゃん通信でもご紹介しています。 ⇒宇宙物理学者が語る科学の限界【宇宙誕生前の世界が分かる日は来るのか】(だいふくちゃん通信)