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特集・コラム一覧

一つのテーマのもと視点を拡げる特集や、現役東大生によるコラムなど。
知との出会いから探究へ。学びを拡げ、深めるヒントがここに。
コラム
2022/12/14
だいふくちゃん通信
【東大の授業の関係性が可視化される?】人工知能で人文知を構造化する方法について
突然ですがみなさん、いま東京大学でどれくらいの数の授業が開かれているか知っていますか? 全部で1000くらい?いえいえ、桁が違います。 なんと、東京大学には、約12000もの授業が開かれているんです!(2018年時点) もし、せっかく東大に入ったからにはできるだけたくさんの授業をとりたいと意気込んで、各学期30の授業を詰め込んだとしても(大分無茶ですが)、4年間で全体の100分の1程度にしかならないわけです。 大学で研…
コラム
2022/12/07
だいふくちゃん通信
宇宙物理学者が語る科学の限界【宇宙誕生前の世界が分かる日は来るのか】
「宇宙ができる前って、一体何があったんだろう?」 「時間って、一体どうやって始まったんだろう?」 おそらく、ほとんど全ての人は、小さいころに(もしかしたら今も)そのような疑問を抱いたことがあるのではないでしょうか? そしてそのときに、同時に思ったはずです。 「誰か頭のいい人、自分が生きている間にこの謎を解明してくれ!」 少なくとも私は、小さい頃から既に人任せで、もっぱら誰か他の人の活躍に期待していまし…
コラム
2022/11/17
だいふくちゃん通信
つながりと健康格差【健康の問題から社会との「つながり」を考える】
突然ですが皆さん、長寿に影響するライフスタイルと聞いて思い浮かぶものは何ですか? 喫煙、飲酒、運動、食生活…… 多くの方がこの辺りを思い浮かべたのではないでしょうか。 しかし、実は一番長寿に影響するのは、社会との「つながり」なのではないかと言われています。 「つながり」が人に及ぼす影響は、生理学的にも証明されています。 人は孤立感を味わうと、肉体的苦痛と同じ脳内処理が行われる(同等のストレスを被る)こと…
コラム
2022/11/09
だいふくちゃん通信
他者と「共生」するために必要なことが「批判すること」って本当?【だいふくちゃん通信】
他者と「共生」していくために必要なことは何でしょうか。  自分と異なる価値観を受け入れ、他者に寛容であること? みなさんのなかには、周囲の人とうまくやっていくために言いたいことを我慢してしまう人も多いのではないでしょうか。 しかし、他者と「共生」していくために必要なことが、「批判を避けること」ではなく、「批判すること」だとしたら? 「共生」について考える中で、文学研究の在り方が現代社会の在り方を…
コラム
2022/11/02
だいふくちゃん通信
【西洋を東洋によって包み直す】「方法としてのアジア」という考え方について
戦後から1970年代までの日本の文壇で活躍した知識人に、竹内好(たけうちよしみ)という人がいます。 日本文化についてさまざまな論考を残している竹内ですが、ほとんどの人はその名を耳にしたことがないでしょう。 今回紹介する講義の講師である中島隆博先生も「竹内の主張は無視されてきた」と述べます。 日本では忘れ去られてしまったともいえる竹内ですが、その竹内が提示したあるひとつの考え方がいま、中国や韓国といったア…
コラム
2022/10/26
だいふくちゃん通信
ロシア文学研究者による『罪と罰』『カラマーゾフの兄弟』解説【だいふくちゃん通信】
突然ですが質問です! 文学の世界における、一番の大作家は誰だと思いますか? もちろん、その答えは人それぞれでしょうが、ここでそのひとりとして19世紀ロシアの作家、ドストエフスキーの名前を挙げることに、異論がある人はあまりいないでしょう。 『罪と罰』や『カラマーゾフの兄弟』といった代表作のタイトルは、文学に馴染みのない方でも、きっと聞いたことがあると思います。 しかし、ドストエフスキーの作品を読んだこと…
コラム
2022/10/17
だいふくちゃん通信
新しい医療や情報をどう患者や市民に届けるか【がん医療を入り口として考える】
想像してみてください。 あなたのお母さん(お父さん)の咳がこのところ長引いています。体調が今一つすぐれないことも気になって、一緒に病院に行ったところ、「肺がん」と診断されました。 あなたは、お母さん(お父さん)にどのような医療を受けさせたいですか。 どのような情報を、どうやって探しますか。 がんになった人にとって、情報は”命”であるとされています。 しかし、特に最新の治療法といった”新しい”医療や情報を巡…
コラム
2022/10/12
だいふくちゃん通信
【「進化=自然選択」だと思っていませんか?】進化学のこれからについて学ぶ
みなさん、生物はどのように進化するのか、知っていますか?進化に関する学説で広く知られているのは、チャールズ・ダーウィンの「自然選択理論」です。 UTokyo Online Education 学術俯瞰講義Copyright 2011 森長真一 「生物は、生存に有利な性質をもつ個体が子孫を増やすことで進化してきたんでしょ?」 自然選択という考え方があまりに有名なため、このように「進化=自然選択」だと考えている人も多いのではないでしょうか? …
コラム
2022/10/06
だいふくちゃん通信
数学と物理学が形作る暗号の未来
「見ず知らずの他人に自分のクレジットカードのセキュリティが破られた!」 「SNSで他人に秘密にしたい内容を話したのに、知らない人に内容を知られていた!」 普段生活していてこのようなトラブルに滅多に遭遇しないのは、暗号が私たちの生活を支えてくれているおかげなのです。 では、そもそも暗号とはどのようなものなのでしょうか? UTokyo OCW広報部長のだいふくちゃんに聞いてみると、こんな暗号をくれました! みなさんが…
コラム
2022/09/29
だいふくちゃん通信
江戸時代の社会は持続可能なの?【江戸時代の資源と経済活動について考える】
近年、「持続可能な社会」という考え方が広く共有されるようになってきました。 これは、将来の世代のために自然環境を適切に保全しながら、現在の世代の要求も満たしつつ存続していく社会を指します。 これからの社会を長く維持できるものにするために、過度にCO2を排出したり、資源を消費したりすることのない、持続可能な社会へと転換していくことが目指されています。 しかし、持続可能な社会とは、具体的にはどういった社会…
コラム
2022/09/21
だいふくちゃん通信
苦悩の「つながり」から自由になる【認知行動療法を参考として】
なんで自分はこうなのだろうか‥‥‥? こうなってしまうのは全部自分のせいなんじゃないか‥‥‥? このように考えてしまったことはありませんか。 自分の心に問題や悩みを抱えた時、私たちはひたすら頭を抱えて、自分の中に苦しさの原因があると思ってしまいがちです。 そうして、「自分が全て悪い」、「周囲に申し訳ない」、といったふうに全ての責任を自分で負おうとしてしまいます。 人間の苦悩とは、個人の中だけにあり、その人が…
コラム
2022/09/14
だいふくちゃん通信
「家族」の基準って何?「家族」って誰のこと?【「家族」の境界線について考える】
あなたにとって、「家族」とはどのような存在ですか? あなたにとって、「家族」とは誰を指しますか? 本来であれば、血縁や婚姻関係で客観的に、かつ明確に記述できるはずの「家族」。 しかし、いざ自分の身に置き換えて「家族」を考えた時、 客観的に定義されるはずの自分の「家族」と、自分が認知する「家族」との間にギャップを感じたことはありませんか? なんだか不思議な話ですよね……。 そんな、家族の「境界」について、…
コラム
2022/09/07
だいふくちゃん通信
【「お化け」のうわさはどのように広まるのか】クダンの誕生から近世の社会を考える
ヒュー……ドロドロ…… 夏になると何となく怖い話が聞きたくなるもの…… 怖い話といえば「お化け」がつきものですが、そのお化けが社会学の対象となっていることは知っていますか? お化けなんて空想のものなのに、どうして社会学の対象になるんだろうと思う方もいるかもしれません。 しかし、お化けとは、本質的に「流言・うわさ」としての性質を持つものです。人が語り継ぐことで、お化けは誕生し、その形をなしていきます。 人との…
コラム
2022/08/31
だいふくちゃん通信
【新しい医療はどうやって私達に届けられる?】がん診断装置が開発されるまで
皆さんは日本人の死因として30年以上にわたり第1位となっている病気が何か、ご存じでしょうか?それは「がん」です。現在も日本社会では高齢化に伴ってがんによる死亡者数が増え続けています。一方で 、 診断には時間もかかり医師の数や労働にも限界があります。 そんな課題に対して新しい技術をもって立ち向かい、研究者たちはがん診断装置の開発に取り組んできました。研究者たちのたゆまぬ努力によって医療は日々進化し続けて…
コラム
2022/08/24
だいふくちゃん通信
【今一度 振り返ってみよう 日本の宗教観】宗教はあぶない?!
2022年7月以降、報道やネット上で大変話題になっている、「政治と宗教」の問題……その距離感や関係性が盛んに議論されています。 今回紹介するのは、仏教学者である末木 文美士(すえき ふみひこ)先生の講義。一連のオウム真理教事件が最も大きく問題となった90年代半ばから、10年ほど経った、2006年に開講されました。 2006年とは、どういう時期であったか。その少し前、2001年にイスラーム過激派組織によるアメリカ同時多発テロ…
コラム
2022/08/18
だいふくちゃん通信
【「考える」ってどういうこと?】AIから人間の知能の仕組みを考える
あなたは、コンピュータを操るのが得意でしょうか?それとも、ちょっと苦手? ここで一度、あなたが非常に高いコンピュータ操作能力を持っていると仮定してみてください。 そこで「人間の知能と同じようなコンピュータを作れ」と言われたら、一体どうしますか? コンピュータを操るのに長けているわけですから、きっと実現可能なさまざまな計算パターンなどが思いつくと思います。 しかし、少し考えて、こう疑問に感じるはずです…
コラム
2022/08/08
だいふくちゃん通信
確率のワナに騙されないために【直感に反する確率を、図にして捉える方法】
みなさんは「3囚人問題」というものをご存知ですか? それは、次のような問題です。 …… いま、3人の囚人A、B、Cが監獄に閉じ込められ、処刑を待っています。 恐怖に震えながら処刑を待つ3人のもとに、看守が現れてこう言いました。 「君たち3人のうち1人を恩赦にする」 つまり、A、B、Cの囚人それぞれが、3分の1の確率で、処刑を免れることができるのです。3人の囚人は喜びましたが、まだ処刑される確率は3分の2もあります。 囚人…
コラム
2022/08/05
だいふくちゃん通信
【「供犠」から読み解くフランスの反イスラーム】共生を阻む人間の「弱さ」を考える
突然ですが、「イスラモフォビア」という言葉を知っていますか?イスラームやその信徒であるムスリムに対する憎悪や偏見を意味する言葉で、「イスラーム嫌悪」と表現されることもあります。 このイスラモフォビアが現れていると言われている国の一つがフランスです。フランスでは2015年、ムハンマドの風刺画を誌面に掲載した新聞社が襲撃された1月のシャルリ・エブド事件と、イスラーム過激派による無差別テロで計130名の命が失わ…
コラム
2022/07/27
だいふくちゃん通信
地球温暖化研究の詳細とリスクに対する考え方【地球温暖化は人間のせいだとなぜ分かる?】
みなさんは,地球温暖化についてどれくらい理解しているでしょうか。 地球温暖化は現代社会における最も重要なトピックの1つです。 最近も,地球温暖化に関する先駆的な研究を行った真鍋淑郎先生のノーベル物理学賞受賞のニュースを始め,SDGs,国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」,異常気象など,様々な話題を通して見かけるようになりました。 もはや,「地球温暖化」という言葉を知らない方はいないのではないで…
コラム
2022/07/20
だいふくちゃん通信
子どもの「現実」とつながる~不登校という「状態」を入り口に~
私たちには誰でも、「子ども」と言われる時代がありました。 小学校、中学校、高校、など様々な時期を通し、色々な経験をしてきたと思います。 中には苦しい、辛い経験もあったかもしれません。 思い出したくない、隠したい部分というのは、誰にでもあると思います。 その経験の背後にはどのような「現実」があったでしょうか。 そして、そのような時期に、「誰か」と「つながる」ことはありましたか。 この講義では、不登校経験…
コラム
2022/07/14
だいふくちゃん通信
【保守は本当にナショナリストなのか?】保守主義のイメージを塗り替える
先日行われた参院選では、「保守」や「革新(リベラル)」という、政治的な立場を表す言葉を耳にする機会が多くありました。 みなさんは、一般に「保守」と言われる「保守主義」について、どういったイメージを持っているでしょうか? 伝統主義者?資本家?ナショナリスト?昔は良かったという懐古主義者? 何となく、「ジェンダーフリー」や「LGBT」を批判し、レイシズム的な思想を持った人のことを、保守主義者だと考えている人…
コラム
2022/07/06
だいふくちゃん通信
言語習得の秘密に迫る!【私たちはどうして言葉が話せるようになるのか】
私たちは皆、当然のように言葉を話します。 しかし、どうして言葉が話せるようになるのか、不思議に思ったことはありませんか? 特に、悪戦苦闘しながら外国語などを勉強しているときなどには、どうして右も左も分からない幼児期に言語を習得することができたのか、全く理解できない気持ちになります。 幼児期にどのように言語を習得するかというのは、人間の思考の過程を探るうえでも、非常に重要なトピックです。 しかし、意思…
特集
2022/07/04
特集アーカイブ
特集:オフラインで “はじめまして”〜リアルな会話、どう始める?
コロナ禍で普及したオンライン交流。モニター越しに幾度もやりとりをしているのに、実際には会ったことがないという人も大勢いるのではないでしょうか? 対面でのコミュニケーションが日常に戻りつつある今、リアルな会話を新鮮に感じることがあるかもしれません。 オンライン交流のように、目的を持って集まることばかりではない、オフラインでの“はじめまして”の際に、こんな動画はいかがでしょうか。「ブレストより雑談からア…
コラム
2022/06/30
だいふくちゃん通信
<牛を飼う民俗学者>の菅先生と考える、フィールドワークにおける研究者の介入
現場に出向くことで調査対象の集団について深く知ろうとするフィールドワークは、文化人類学や社会学などにおける主要な研究手法の一つです。 しかし度々、フィールドワークはこのような疑問を投げかけられます。研究者の介入によって調査対象が変容してしまうのではないか?そうであるとすれば、研究の手法として適当ではないのだろうか? そこで今回は、フィールドワークによる研究者の現地への介入について、「偶然」をテーマ…
コラム
2022/06/22
だいふくちゃん通信
【サステナビリティと快適性って…両立するの?】建築学と太陽光発電から考える持続可能な社会
先日、SDGsについての教育が小中高で必修化されるという報道がありました。「サステナビリティ」や「持続可能な社会」は、もうすっかり当たり前の概念として受け入れられつつあります。 ですがサステナビリティって、なんだか生活の快適性とトレードオフな感じがしませんか?持続可能な社会のためには禁欲的で味気ない生活が求められる、みたいな…。そうだとしたら、これからの未来をちょっぴりつまらないものに感じてしまいます…