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2016年 開講

古典は語りかける (学術俯瞰講義)

コーディネータ 小島 毅 (文学部) ナビゲータ 谷口 洋 (教養学部)  古典は、社会が受け継いできた文化的遺産です。古典を学習する本来の目的が大学入試で高得点を獲得するためでないことは、言うまでもありません。高等教育を受ける者が具えるべき教養として、代表的な古典作品について、それらの時代背景や流布・受容の歴史を知ったうえで、自分で実際に繙いてみることは欠かせません。この講義では、西洋文明における古典として古代ギリシャの作品と、東アジア共通の伝統文化を構成する中国古典、および日本独自の古典作品について、総合的に俯瞰します。学問の専門化・細分化が進み、また高度に発達した情報社会のなかで先人たちの智慧が忘却されがちな現在、あらためて古典の普遍的な価値を認識してもらうことを目的とします。この授業を通じて、受講者各自が古典というものの重要性を再認識し、自学自習してくれるようになることを強く希望します。なお、授業では現代日本語訳を利用するなどして、語学的な基礎学力がなくても理解できるようにします。
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コンテンツ一覧

日本の文学と哲学:漢文と和文の世界観

2016年 開講
1時間35分
資料あり
ながら聞き可
2016年 開講

第12回 近世から近代への変化:四書五経と古事記

『古典』の形成は、根底的な言葉による世界観の構築になっている場合が多いです。日本では、その言葉が、漢語と和語と両方が結び付いており、時代や社会によって、両者の関係や位置を変化させる、という歴史があります。その世界観の大きな構築は、とくに近世といわれる江戸時代に形づくられ、それがまた近代といわれる明治維新以後に、国内的に位置付き、使用される歴史をもちました。しかしまた20世紀末になると、グローバル化…

講師 | 黒住 真
1時間35分
資料あり
ながら聞き可
2016年 開講
1時間25分
資料あり
ながら聞き可
2016年 開講

第13回 グローバル化による変化:国を超えた古典

『古典』の形成は、根底的な言葉による世界観の構築になっている場合が多いです。日本では、その言葉が、漢語と和語と両方が結び付いており、時代や社会によって、両者の関係や位置を変化させる、という歴史があります。その世界観の大きな構築は、とくに近世といわれる江戸時代に形づくられ、それがまた近代といわれる明治維新以後に、国内的に位置付き、使用される歴史をもちました。しかしまた20世紀末になると、グローバル化…

講師 | 黒住 真
1時間25分
資料あり
ながら聞き可

中国の文学と哲学:「屈原」とは何者か

2016年 開講
1時間44分
資料あり
ながら聞き可
2016年 開講

第6回 激情と悲劇のヒーロー:「離騒」とその伝統

秦の覇権を前に、楚国の衰運を背負って入水した屈原の悲劇は、その作とされる『楚辞』の高い調べとともに、人々の胸を激しく打ち、のちの文学にも大きな影響を及ぼしました。しかし近代には、屈原は愛国の英雄と賛美されたかと思うと、『楚辞』とのかかわりを疑われるなど、その位置づけは大きく揺れ動きます。古典を読むことと古代を研究することの関係にもふれつつ、現代において屈原をどうとらえるかを考えます。

講師 | 谷口 洋
1時間44分
資料あり
ながら聞き可
2016年 開講
1時間38分
資料あり
ながら聞き可
2016年 開講

第7回 革命的愛国者か文学的虚像か:「離騒」は近代においてどう読まれたか

秦の覇権を前に、楚国の衰運を背負って入水した屈原の悲劇は、その作とされる『楚辞』の高い調べとともに、人々の胸を激しく打ち、のちの文学にも大きな影響を及ぼしました。しかし近代には、屈原は愛国の英雄と賛美されたかと思うと、『楚辞』とのかかわりを疑われるなど、その位置づけは大きく揺れ動きます。古典を読むことと古代を研究することの関係にもふれつつ、現代において屈原をどうとらえるかを考えます。

講師 | 谷口 洋
1時間38分
資料あり
ながら聞き可

中国の文学と哲学:論語を学ぶ、論語に学ぶ

2016年 開講
1時間43分
資料あり
ながら聞き可
2016年 開講

第8回 学について (「学びて時に」の章、「徳は孤ならず」の章、「一を聞いて十を知る」の章)

『論語』は今もなお多くの読者を惹き付ける古典です。その内容については、歴代の注釈者たちによるそれぞれの読みがなされてきました。儒教の展開は、テクストの「正しい読み」を求める歴史であったともいえます。授業では、珠玉の数章を味わいながら多様な解釈を具体的に紹介します。それにより、『論語』の読まれ方について学んだうえで、いまの私たちが『論語』から学ぶことができる智慧について考えていきます。

講師 | 小島 毅
1時間43分
資料あり
ながら聞き可
2016年 開講
1時間26分
資料あり
ながら聞き可
2016年 開講

第9回 礼について (「免れて恥無し」の章、「事ごとに問う」の章、厩 (うまや) 火事の章)

『論語』は今もなお多くの読者を惹き付ける古典です。その内容については、歴代の注釈者たちによるそれぞれの読みがなされてきました。儒教の展開は、テクストの「正しい読み」を求める歴史であったともいえます。授業では、珠玉の数章を味わいながら多様な解釈を具体的に紹介します。それにより、『論語』の読まれ方について学んだうえで、いまの私たちが『論語』から学ぶことができる智慧について考えていきます。

講師 | 小島 毅
1時間26分
資料あり
ながら聞き可
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