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2018年 開講

ワンヘルスの概念で捉える健全な社会(学術俯瞰講義)

コーディネータ:芳賀 猛 ナビゲータ:梶谷 真司 ワンヘルス(One Health)は、人、動物、環境は相互に密接な関係があり、それらを総合的に良い状態にすることが真の健康である、という概念です。グローバル化が加速し、世界的な人口増加の中、環境・食糧・感染症といった、人類共通の課題がクローズアップされてきます。このような課題の克服には、世界は一つ、健康も一つ ”One World, One Health” の観点から、地球規模で、分野横断的なアプローチが求められます。この講義では、広い分野から専門の先生を招き、ワンヘルスの概念を念頭に、健全で持続可能な社会を構築していくには、これからどのようなことが求められるか、考えていきます。
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コンテンツ一覧

2018年 開講
1時間37分
資料あり
ながら聞き可
2018年 開講

第1回 ワンヘルスの概念と文化現象としての病

このコースでは、ワンヘルスという概念で、健全な社会について考えていきます。初回は、コース概要と、ワンヘルスの考え方を説明しながら、コーディネータとナビゲータから、話題を提供します。健全な社会を構築するためには、どのような課題があるか、総合的にみていきます。

講師 | 芳賀 猛、梶谷 真司
1時間37分
資料あり
ながら聞き可
2018年 開講
1時間52分
資料あり
ながら聞き可
2018年 開講

第2回 水生動物の感染症と人間社会

一般に馴染みは少ないが、水生動物にもウイルス・細菌・原虫・寄生虫といった病原生物が存在します。多くの場合、病原生物と宿主間には一定のバランスが保たれていると思われますが、移植や養殖といった人為的活動により両者のバランスが崩れ、結果として社会的に重大な感染症問題になることがあります。また、水生動物の人類社会における役割は食料としてだけでなく、ペットや生物素材、さらには観光資源等としても大きくなりつ…

講師 | 伊藤 直樹
1時間52分
資料あり
ながら聞き可
2018年 開講
1時間47分
資料あり
ながら聞き可
2018年 開講

第3回 人と動物の健康を守る国際機関の活動

OIE(国際獣疫事務局)は、パリに本部を置く国際機関であり、世界の動物の衛生と福祉の向上に関する活動を行っています。私たちの生活に身近な伴侶動物、食料供給の一部を担う家畜や水産動物、さらに地球環境あるいは周辺環境を通じて人間社会とも密接に繋がっている野生動物。これらの動物たちの健康、そしてその健康を守るための活動は、人間の健康と深く結びついています。動物の健康を守るためにOIEが行っている様々な活動の…

講師 | 釘田 博文
1時間47分
資料あり
ながら聞き可
2018年 開講
1時間49分
資料あり
ながら聞き可
2018年 開講

第4回 顧みられない熱帯病

最貧層の人々を苦しめる感染症に、WHOは「顧みられない熱帯病 (Neglected Tropical Diseases; NTDs) 」という名を与えました¹⁾。これらの感染症は人々に健康被害を与えるのみならず、経済発展に対しても大きな障害となっています。NTDsを顧みてこなかったわが国を含む経済大国は、持続可能な開発目標(SDG)にNTDs制御を盛り込み、貧困撲滅、平和構築への大きなステップと考え、取り組を強化しています。NTDsの大きな特徴の一つは…

講師 | 松本 芳嗣
1時間49分
資料あり
ながら聞き可
2018年 開講
1時間44分
資料あり
ながら聞き可
2018年 開講

第5回 栄養疫学の視点から

「栄養疫学」は、人が食べている栄養素・物質・食品・料理などの摂取状況ならびにその関連情報(食行動など)を、実験室内ではなく、実際の生活環境下で調べ、疾病の予防や治療、健康の増進に役立てるための科学です。人はだれでも、生涯、食べ物を食べ続けます。したがって、食べ物を食べる人の側から見る「栄養疫学」は人の健康を探り、人の健康を支えるうえで重要な科学のひとつです。本講義では、例を交えて「栄養疫学」を概…

講師 | 佐々木 敏
1時間44分
資料あり
ながら聞き可
2018年 開講
1時間36分
資料あり
ながら聞き可
2018年 開講

第6回 個人と社会のこころの健康

人は、日々の暮らし(生活)を送り、ひとりひとりの望む人生を歩んでいきます。個人のこころの健康を考えるうえで、この「生活」と「人生」という日常用語を科学として考えていく必要があります。また、いわゆる「こころの健康社会」のあり方を考えるときにも、社会を作っているのは個人であり、また個人は社会からの影響を受けるという、双方向モデルを考える必要があります。

講師 | 笠井清登
1時間36分
資料あり
ながら聞き可
2018年 開講
1時間43分
資料あり
ながら聞き可
2018年 開講

第7回 伴侶動物と人間社会

犬や猫などのいわゆる伴侶動物は最近やや減少したとはいえ、現在あわせて2000万頭に近い数が日本で飼育されています。伴侶動物飼育の理由として、癒し、重要な家族の一員として、などが多いものと思います。一方、日本は核家族化、高齢化社会が急速に進行しています。これらの動物の飼育は、高齢者の健康寿命の延長に大きな役割を果たしていることが、海外を中心に広く知られており、また我々も獣医療を通してしばしば経験してい…

講師 | 佐々木 伸雄
1時間43分
資料あり
ながら聞き可
2018年 開講
2018年 開講

第8回 メカノバイオエンジニアリングによる次世代型の医療

高齢者が健康に活き活き暮らすことは,若者も含めた社会全体の活性化や医療費削減の観点から大きな意義を持ちます。そのような状況を達成するためには,重篤な病態へと向かう可能性のある疾患をなるべく早期に発見し,体に負担のかからない状態で早期に治療することが,大切です。本講義では,そのような観点から次世代型の医療技術として期待されている,コンピュータシミュレーションによる医療応用技術について紹介します。こ…

講師 | 高木 周
2018年 開講
1時間38分
資料あり
ながら聞き可
2018年 開講

第9回 One Healthをめぐる「われわれ」の協力は可能か?

One Healthが地球規模課題になって以来、グローバルヘルス分野において当初から取り上げられてきたテーマは薬剤耐性(Antimicrobial Resistance: AMR)対策です。AMR対策とは、一言で言えば「開発された薬剤が可能な限り長期にわたって使えるようにすること」であり、それを可能にするためには「昨日のわれわれの行動」を正すことが必須です。「われわれ」とは、市民、獣医、医療関係者であり、農畜産業漁業関係者でもあります。「…

講師 | 神馬 征峰
1時間38分
資料あり
ながら聞き可
2018年 開講
1時間49分
資料あり
ながら聞き可
2018年 開講

第10回 歴史の中の動植物資源と経済活動

こちらの講義の概要をだいふくちゃん通信でもご紹介しています。 ⇒江戸時代の社会は持続可能なの?【江戸時代の資源と経済活動について考える】(だいふくちゃん通信)

講師 | 谷本 雅之
1時間49分
資料あり
ながら聞き可
2018年 開講
1時間48分
資料あり
ながら聞き可
2018年 開講

第11回 リスク・コミュニケーション、災害とOne Health

BSE、鳥インフルエンザ、口蹄疫など人畜共通感染症が問題になるとき、そのリスクの有無にかかわらず、社会においては地域・経済に与えうる悪影響が問題となります。それはしばしば「風評被害」という名で評されることが多くあります。この、いわゆる「風評被害」は災害時の経済被害の一形態であり、災害による物的破壊とならんで、地域・経済に多大な影響を与えるものです。また、現在、東京電力福島第一原子力発電所事故後、長期…

講師 | 関谷 直也
1時間48分
資料あり
ながら聞き可
2018年 開講
1時間42分
ながら聞き可
2018年 開講

第12回 人の心の社会性

今日の世界では、格差や貧困、モラルの分断をめぐる議論が絶えません。例えば、2000年代以降の米大統領選挙をめぐる争点は “正義”をめぐる問題を軸に展開してきたと言えるでしょう。学問の世界では、モラルや正義に関する検討はこれまで哲学や倫理学を中心とする規範理論の立場から行われてきました。しかし近年、ヒトやヒト以外の霊長類の分配行動を中心に、社会科学の諸領域が脳科学・生物学と連携するかたちで、正義を支える心…

講師 | 亀田 達也
1時間42分
ながら聞き可
2018年 開講
1時間46分
資料あり
ながら聞き可
2018年 開講

第13回 国際行政の視角から

国際行政では機能的分野毎に組織化が進んできました。国際保健についてはWHO(世界保健機関)、国際人道問題については国連OCHA(人道問題調整事務所)、食品安全に関してはWHOとFAO(国連食糧農業機関)の合同プログラムであるCODEX委員会が設置されています。また、貿易を阻害しない観点から、WTO(世界貿易機関)は各国の措置がリスクに基づいたものであることを求めています。これらの国際組織は主として人間の健康・安全を管…

講師 | 城山 英明
1時間46分
資料あり
ながら聞き可
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